映像を持ち歩く
平型AV出力ケーブルP01を使って、ビデオ機器からSH901iCに直接録画することもできますが、録画が終わるまでの間、携帯電話が携帯できなくなりますので、不便です。SHARPの液晶テレビAQUOSで、メモリーカードに録画できるタイプもありますが、テレビを買い替える予定もありません。そこで、パソコンのテレビチューナカードで録画したファイルを、SH901iCで見られるファイルに変換することにしました。(2005年5月29日改訂:Ulead Video Toolboxを使う方法を記載)
用意したもの:
- テレビチューナユニット(日立 PCF-BRT100)とテレビ録画ソフト(日立 Prius Navistation3)
- Ulead Vide Toolbox 2
- SHシリーズデータリンクソフト
- miniSDカード(30分番組で、約60MB必要)、miniSDカードリーダ・ライタ
- FOMA平型ステレオイヤホンセット
手順:
- テレビ録画ソフトで、テレビ番組を録画します。MPEG2のファイルができます。
- Ulead Vide Toolboxで、MPEG2ファイルをMPEG-4ファイルに変換します。
- Ulead Vide Toolboxを起動したら、携帯電話の絵ではなく、パソコンの絵を選択し、MPEG-4のサイズ優先を選択し、「開始」をクリックします。
- 「映像を追加」で録画したMPEG2ファイルを追加、「次へ」進んで変換を開始します。MPEG-4のファイルができます。(私のPC(Pentium M 1.7GHz)では、30分番組で約20分かかりました。)
- miniSDカードをSH901iCに挿して、使えることを確認してから抜き取り、パソコンのminiSDカードリーダ・ライタに挿し込みます。
- SHシリーズデータリンクソフトを起動し、ライブラリ→iモーションのフォルダに、MP4ファイルをドラッグ&ドロップします。miniSDへ書き込みボタンをクリックします。
- 書き込みが終わったminiSDカードを、SH901iCに挿して、データボックス→iモーション→サブメニュー→#→カメラフォルダ の順に選択します。miniSDカード内のビデオの一覧が表示されます。どれか選択して、再生します。
ほかの方法
用意したもの:
- テレビチューナカード(メルコ PC-MV5/PCI)とテレビ録画ソフト(InterVideo WinDVR3)
- InterVideo Mobile Copy
- Apple QuickTime Pro 6.5 (有料のProバージョンが必要)
- SHシリーズデータリンクソフト
- miniSDカード(30分番組で、約40MB必要)、miniSDカードリーダ・ライタ
- FOMA平型ステレオイヤホンセット
手順:
- テレビ録画ソフトで、テレビ番組を録画します。WinDVR3の場合は、MPEG2のファイルができます。
- InterVideo Mobile Copyで、MPEG2ファイルを3GPファイルに変換します。このとき、プロファイル設定は、176x144_HQにします。3GPファイルができますが、どういうわけか、このままではSH901iCで再生できません。
- Apple QuickTime Proで、3GPファイルを読み込みます。ファイル→書き出し...を選択し、「ムービーから3G」を選択します。「オプション...」をクリックします。ファイルフォーマット:3GPP(Mobile MP4)を選択します。「ビデオ」を選択し、形式:MPEG-4、キロビット/秒:128kbps、サイズ:176×144、フレーム/秒:15fps、基準フレーム単位:24フレームに設定します。「オーディオ」を選択し、形式:そのまま、に設定します。元とは異なるファイル名を指定して保存します。新しい3GPファイルができます。
- miniSDカードをSH901iCに挿して、使えることを確認してから抜き取り、パソコンのminiSDカードリーダ・ライタに挿し込みます。
- SHシリーズデータリンクソフトを起動し、ライブラリ→iモーションのフォルダに、3GPファイルをドラッグ&ドロップします。miniSDへ書き込みボタンをクリックします。
- 書き込みが終わったminiSDカードを、SH901iCに挿して、データボックス→iモーション→サブメニュー→#→カメラフォルダ の順に選択します。miniSDカード内のビデオの一覧が表示されます。どれか選択して、再生します。